2009年6月29日月曜日

「フィンランド魂」という名のお菓子


「METRO BABEL」のパーティーに遊びに来ていたフィンランド人から
「日本人はあまり好きじゃないっていうけどフィンランド人はみんな大好きなキャンディ食べる?」とお菓子を貰いました。
「ワ〜!食べる食べる!」といって出て来たのは
ブラック×ゴールドのボディにエンボス加工されたゴシックフォントの
キャンディというにはゴスでゴージャスなパッケージ。


「Gifu」って書いているように見えるけどホントは「Sisu」。



キャンディは真っ黒で「S」の文字がかたどられたハードグミのようなプニプニ感。

「ワァ〜おっしゃれ〜♪いただきまーす」とポイッと口にいれた瞬間、

『????????∞???????ッ☆????????$????』

? ?? え?え?マズッ!ってかこれ何味?ってかこれって食べ物?

も、もしかして私ったら英語聞き間違えて意気揚々と食べ物じゃないもの
口にいれちゃってませんか?
ワーーーオゥ!恥ズカシーデースネー!

と、慌ててパッケージを再確認。

「XYLITOL SALMIAKKI」

キシリトールって書いてあるような気がするからやっぱ食べ物だよね、ホッ。
サルミアッキ味?

サルミアッキってなんやねーん!

その味がなんともいえない味で
甘い、辛い、すっぱい、苦い・・・・・
どの表現もあてはまらない、敢えていうならば
「イソジン漬けのキン肉マン消しゴム味」
とでもいいたい位の新味覚なのでした。

結局、そのフィンランド人に失礼ながらも「不味い」ことだけはお伝えし、ばれないようにゴクリと丸呑みして難を逃れました。
(結構デカかったので大変だった。)
ゴメンよ、ドゥーカ!

あまりにも強烈すぎたので家に帰ってから調べてみたら
「SALMIAKKI」とは塩化アンモニウムのことらしく
「Sisu」は「フィンランド魂」といった意味で
根性とか粘り強さ、決して妥協しない頑固さ等の
フィンランド人の国民性を指しているのだそう。

まさに国民代表的お菓子なんだな。

フィンランドではSALMIAKKI味のアイスやお酒もあって
本当に人気の味らしい。


まぁ、日本人も腐って糸ひいてる豆をウマイウマイと食べているしね。



全然関係ないですが、帰りに駅のホームで見かけた「だまし絵展」が気になっています。

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